Jazzgitarren - vintage German made archtop guitars |
■Royal - Red Sunburst ■
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■Black Rose De luxe (F- Hole) ■
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■SL1200 - Brown Sunburst The Norbert Schnepel Collection■
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■ TRIUMPH (Electric Upright Bass) - Gold ■
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おまけ & 追記1 FRAMUS / Triumph booklet これはネットでの拾い物画像で、現物を拝見したことはないんですが、60年代に欧米でこのアップライト・ベースが発売になった際に楽器店の店頭で配付されたパンフレットです。 赤と黒の2色刷りで、蛇腹になっているようですね。最も初期のスタイルのTRIUMPHが紹介されていることから、50年代後半の印刷物だということが推察されます。 まず、アウトプット・ジャックは、筆者のベースではフォーンジャックになってるんですが、このパンフのイラストを見るに、当初は1インチのスクリュー・ジャック (スティールギターなんかで今でも時々みかけることができますね)であったであろうことが判ります。足下にあるペダルタイプの物体は、FRAMUSオリジナルの、 なんてこたあないパッシヴのVOLペダルです(笑)。パンフには御丁寧に、ブリッジ部分での高さ調整ロッド穴やら、PU部のポールピース (筆者のモデルにはポールピースはありませんが)で調整できますよ、的な説明があります。TRIUMPHのスケールは4/4フルサイズの106cmです。 筆者のはペイントされてて判らなかったんですが、指板はハカランダなんですねこれ。表紙のオッチャンはジョージ・シアリング・クインテットのジミー・ボンドさんだそうで、 このパンフに推薦文を寄せています。 |
おまけ & 追記2 FRAMUS Triumph -late model / WARWICK Triumph - Reissue(1990 + 2004) FRAMUSは60年代に入ってから、TRIUMPHにマイナーチェンジを施したようで、ご覧の写真左のモデルがその後期バージョン。PUがなんだかゴツいものへと変わり、 ブリッジ部分のエレクトリックサーキットと一体成形になったもようです。ブリッジ・ボックスの縮小に伴い、弦高の調整ができなくなった模様。トーン・コントロールが加わってますね。 上記でWARWICKの復刻に関して触れましたが、詳細を追記します。WARWICK(ちなみにFRAMUSから息子が独立してできた会社)がこの TRIUMPHを復刻(写真中央のナチュラル・モデル)したのは1990年だそうで、そんときの定価は2990ポンド! アホか! PICK UPはMECという新開発のマグネットで、アクティブ・サーキットの模様。プリアンプも付いてる。/ボディはラミネイト・メイプルだが、ホロー構造になってて、トップはスプルースでしかもカーヴド・アーチ/ ヘッドの溝は、向こう側までくり抜かれている、という、実はまったく新しい構造のようです。フィンガーボードもエボニーになったようです。日本でWARWICKの取り扱いはモリダイラなんですが、 日本での当時の定価は40万でした・・・ 写真右の青いのは、2004年に再びWARWICKが復刻したTRIUMPHで、最近やっとドイツの店頭に並んだモデルです。ご覧のようにきらびやかな(笑)トラ目とカラーリング(4色あるようです) がウリなようですね(笑)。スペック的には基本的に前述のWARWICK再発モデルを踏襲しているのですが、PUがネックエンドに再びマウントされ、更には(時代性なんでしょうけど) ブリッジにはピエゾ・ピックアップがインストールされています。ボディ横のコントロールが増えているのは、このマグネット&ピエゾのブレンド用コントロールですね。 ボディ・パッドがちょいと豪華になった割には、テイルピースは更に貧相なルックスになってます(笑)。先日モリダイラに、この新しいバージョンのTRIUMPHは日本に輸入されるのか、と聞いたら、 「予定はない。オーダーされたら実費で入荷させます」とのこと。絶望的ですね(笑)。 |
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